コレクション: のれん

暖簾(のれん)

日本の飲食店やお店の入り口に欠かせない存在です。様々な形やサイズがあり、色も含め各お店の特徴を表現しています。

暖簾(のれん)は平安時代から家を涼しく保ったり、防寒など実用性も兼ねていました。その後、徐々にホコリや悪臭、煙などから守る目的で使われるようになり、飲食店などでは看板としての機能を持つようになりました

 

片山のれん染工房

荒川区南千住で創業90年を迎える老舗工房です。始まりは先代が南千住で「友禅染」の職人をしていたこと。
戦後、高度経済成長期に飲食店が増え暖簾の需要が高まり南千住地域の隅田川沿いには染物店が数軒ありましたが、現在は「片山のれん」のみとなっています。

創業から90年が経ち再開発により工房の姿は変わりましたが、染めの工程は今も変わらず一枚一枚丁寧に手染めしています。

オーダーはもちろん染の技術を活かした新しい取り組みも進めています。